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ここが変かも沖縄人 『愛すべきウチナーンチュへ』
〜ちょっとした本土との風習の違い(バカにしてませんよ!)〜

 このページでは、僕が感じた、沖縄の人の独特な文化風習を、本土(と言っても僕の生まれ育った東京基準で申し訳ないのですが)と比較して、興味深かった違いを列挙します。尚、タイトルで『…変…』と言ってしまっておりますが、別に改めることを願っているわけでは決してありませんのでよろしく。文化風習の違いは決して悪いことではないのですから。

3ページ目
〜1ページ目〜
1.ネーミングがちょっと…
2.女の子、前髪をちょんまげにする
3.靴下が短い女子高生がいる
4.風俗雑誌、顔にモザイクがかかっている
5.「〜しようね」「〜しましょうね」
6.夏でも石焼芋
7.夏でもブーツ
8.女の子の一人称
9.ガソリン代、表示してくれ!
10.動物死にすぎ
〜2ページ目〜
11.スーパーにて
12.コンビニにて
13.濡れた道路がやたらと滑る
14.マクドナルドにて
15.居酒屋でのオシボリ
16.告別式広告
17.「ひざまずき」
18.モアイ
19.ネーミングがちょっと… PART2
20.言い回し
〜3ページ目〜
21.暴走族
22.ぜんざい
23.選挙ポスター
24.みそ汁
25.まぶやぁ
26.中学校の卒業式にて…
27.シャワー・ビフォア・飲み会
28.伝言は横断幕でね♪
29.ドライブスルー天国
30.いついつまでも「スペア」でいてね♪
〜4ページ目〜
31.傘をささない
32.レシスソ日
33.ミスターコンテスト
34.生卵を食べない
35.946ml
36.糸満美人
37.食文化(肉)
38.語尾を延ばす
39.ぐゎー
40.ええっ!?こんな時間に!?
〜5ページ目〜
41.体を張った客引きさん
42.コンビニ駐車場の皆さん(by トシ)
43.便利な言葉「だからよ〜」(by トシ)
44.整備不良のクルマ多し(by トシ)
45.ウチナーニービチその1(by トシ)
46.ウチナーニービチその2(by トシ)
47.ウチナーニービチその3(by トシ)
48.沖縄の人はきっと素直なんだろうな
49.続・沖縄と暴走族
50.ユタさま効果
51.沖縄の正月 〜その1〜
52.沖縄の正月 〜その2〜
53.卒業式の小麦粉禁止令

21.暴走族
 前述の通り、ここ沖縄でもヤンキー諸君は今日も明日もブリブリと頑張ってくれております。

 そしてヤンキー暴走族というこの安易なクラスチェンジの図式も、もちろん必然と言えます。沖縄にも暴走族はいます。しかしその暴走族は、多分みなさんがイメージしていらっしゃる暴走族とは異なっております

暴走族のイメージ。 暴走族と言えば、こういう『ハンパじゃねー』奴を想像しません?法律上等・ケンカ上等・天上天下唯我独尊・暴走人生に悔いなし!
 実際、横浜をドライブしていた時に暴走族の“走り”に巻き込まれそうになったことがありました。もうすごい数です。すごい恐ろしい格好です。ゴテゴテ装飾の超違法改造バイクで法律完全無視の走り生きた心地がしませんでした。
 
 …そして沖縄に来ました。夜、車を走らせていると、後ろの方から明らかに住民への迷惑を楽しんでいる爆音(実はそうでもないのだが)を鳴らして走ってくるバイクの一団がありました。そう、それは間違いなく沖縄の暴走族でした!私は焦りました。

巻き込まれるか…?殺されちゃうか…?
そして信号待ちをしている自分の前を通過したその一団を恐る恐る確認しました。

 何台だ? …(たったの)4台だ!!

 格好は?特攻服か?トサカ頭か? ・・・爽やかなタンクトップだ!そして何と、全員ヘルメットをかぶっている!(親からもらった)命をとても大事にしているぅぅ!!もし事故を起こして死んだら『暴走人生に悔い』あるからなぁぁ!!

 法律上等か? …信号を守っているぅぅぅ!!!そして信号待ちの間、仲間と爽やかに笑いあっている!!そして二人乗りをしている奴らもいるが、ちゃんと合法的に『二人乗り可能』車種に乗っているぅぅ!
 おっ、手に何か飲み物を持っているぞ?あれは何だ?テキーラか?ウォッカか?…あれは、サブタイトル「健康長寿県を取り戻そう」が合言葉の健康的かつ経済的な飲み物、さんぴん茶だぁぁぁ!!!

 しかし何て怖くない奴らなんだ…。むしろ愛らしい。いや、愛くるしい!巻き込まれても「生きた心地」は抜群にするぞぉぉ!ありがとーー!!

 でも、間違いなく暴走族の方々なんですよ。今日も頑張って、安全運転で走ってくださいね♪


22.ぜんざい
 みなさん、「ぜんざい」って聞くと、何を想像されますか?暖かいお汁粉を想像されませんか?

  雪の舞い散る冬の寒い日、家に帰るとフワッと広がる柔らかく温かな甘い香り…。「寒かったでしょう。お汁粉ができてるから食べなさい」という、台所の奥から聞こえる母の声…

 …失礼、ちょっと故郷を惜しんで涙ぐんでいました(でもよく考えればそんなシチュエーションでぜんざいを食べたことはないです)。

 さて、ここ沖縄でも「ぜんざい」はメジャーなデザートです。いたるところでぜんざいが売られております。 驚きなのは真夏でも店頭に並んでいることです。いや、むしろ夏の方が盛んに注文されております!!沖縄の人は、逆療法とばかりに、暑い日に熱いものを食べて英気を養うのでしょうか。

 では郷に入っては郷に従えとばかりに、私も頼んでみましょう。「ぜんざい一つ!」

沖縄のぜんざいとはカキ氷に他ならない。 おっ、運ばれてきました。熱々で湯気が…たってないですね。あれっ?こ、これは…!?

 そうなんです。沖縄でぜんざいというと、黒糖や砂糖で甘く煮立てた金時豆に、白玉粉で作ったもちを2、3個乗せ、さらにその上にカキ氷をのせた物を言うんです。はっきり言えばカキ氷です。 沖縄でぜんざいと言えば、100%これを指します。

 あんこ好きの私に言わせると、本土の汁粉ぜんざいは、『沖縄にいて恋しくなる食べ物』ベスト3に入ります。事実、先日祖母を沖縄に呼んだとき(実際、知人に不幸があり、来れなくなってしまったのですが)、「こちらに来たら(汁粉ぜんざいを)作ってくれ」と頼んでいたほどです。


23.選挙ポスター
 村を、町を、市を、県を、そして国をより良くするべく立候補する政治家の方たち。ここ沖縄でも、選挙前になると、街頭演説ポスターを通じて、一生懸命マニフェスってます。

 どこでもそうなのかもしれませんが、やはり昨今の社会情勢からすると、税制問題社会福祉関係が多いのですが、それ以外にも「基地問題」や「雇用問題」など、沖縄独特の問題も多く取り上げられており、彼らのマニフェストを聞いていると、「ああ、やはり沖縄なんだなぁ」と、変なことに感心するものです。

 さて、沖縄の選挙ポスターを見ていると、ある法則に気づきます(今はあいにくと選挙の時期ではないので、ポスターをお見せすることができないのが残念です!)。

 それは、なぜか皆、名前(主には苗字)がひらがなかカタカナで、それも赤字で書かれているのです!

 一例として道で見かけた看板や、張り紙をご紹介します(この方たちは、『たまたま道で見つけた』というだけです。特定の政治家や政党の応援をしているものでは一切ありません)。
苗字が赤字でカタカナ。苗字が赤字でひらがな。

 選挙が近づいてきますと、町中そこかしこで見受けられる掲示板に、ズラッとポスターが並ぶのですが、みな同じように、(主に)苗字が赤でカタカナかひらがなで書かれているのです。

 その理由として、以下のことを聞いたことがあります。もっとも、これは確かな情報ではなく、推測の域を出ないものなのですが…。
・同じ名前が多いから間違いやすく、インパクトをつけるため。
・戦前〜戦後の教育事情を考え、漢字を読めず、かつ目が悪くなってきた
 お年寄りにも分かるようにするため。

 
 本当のところは一体なんなんでしょうかね。そういう決まりというのがあるのでしょうか。
 いずれにしても、本当にみんな、赤字でカタカナかひらがなで書いてありますよ!!


24.みそ汁
 まずは何も言わずに下の画像をご覧ください。左はもちろんご飯、そして右側はみそ汁です。

沖縄のみそ汁はでかい。

でかいですね、みそ汁。メチャクチャでかいです。ご飯の1.6倍くらいあります。

 別に沖縄では、「ご飯とみそ汁の比率は、もっとも美しい比率と言われている黄金比(1:1.618)を基準に提供しなければならない」とかいう地域条例があるわけではありません。

 沖縄では、『みそ汁』は一品の立派な料理なのです。

 中には、具としてたくさんのものが入っております。ポーク(ランチョンミート)、もやし、豆腐、ネギ、小松菜その他…

 昨今、味噌の効能が見直されています。発がん性物質を抑えるとか、高血圧になりにくいとか。その中に、これほどたくさんの具を入れるのですから、かなり健康的な一品になっております。

 定食屋さんでの定番メニューですが、注文なさる時には注意を1点
 先ほども言いましたとおり、『みそ汁』はこれで一つの立派なメニューですので、沖縄の定食屋さんの常識として、必ず、何も言わなくてもご飯がついてきます。ですから、「みそ汁とご飯下さい」と言った日にゃ、ご飯が2つ出てくることになりますので、ご注意を(もっとも、お店の人が教えてくれますが)。

 さて、今回みそ汁を頼んだのですが、具だくさんで嬉しかったのですが、そのカットの様子を見る限り、どうも他の料理の余りをぶち込んだ感が微妙に漂っていた気が…(そんなことを言っちゃいけませんね)。


25.まぶやぁ
 先日、夜に車を走らせておりますと、1台前の車が会社の同僚の女の子であることに気づきました。手を振ったりしましたが、なにぶんにも夜のこと、まったく気づかない様子。ちょっとイタズラ心も働きまして、信号で停車した時に、車をそっと降りて近づき、窓をコンコンと叩きました女の子はとてもビックリして、窓を開け「なんだぁ、誰かと思いましたよ!ビックリしたぁ…」と言っていました。

 家に帰ってからその女の子からメールが来ました。
 「さっきはビックリしましたよw(゜o゜)w 人の影と思ったらコンコンってくるから…まぶやぁまぶやぁ
 まぶやぁまぶやぁ…?
 
 沖縄では、言い伝えとしてこんなおまじないがあります。

 人間はものすごく驚いたりすると、懐から『まぶい(魂)』が抜け出てしまう。そんなときは、その現場で「まぶやぁ まぶやぁと言って、その『まぶい』を自分の懐に呼び戻さなければならない

 実際、そのような風習を大事にしているお年寄りなどは、身内が交通事故で追突されたりした時は、別に命に別状はなくとも、その事故現場に連れて行き、空気を自分の胸にかき集めて「まぶやぁ まぶやぁ」と言い、事故があったときに驚いて飛び出してしまった魂をかき集めさせるそうです。

 なお、似たようなおまじないで「くすけぇ」と言うものがあるそうです。これはくしゃみをした時に、間髪をいれずに発する呪文です。直訳すると「クソ食らえ」。…すごいですね。

 聞くところによると、くしゃみは悪霊の仕業なので、くしゃみをしてしまった後は、このように悪態をついて、悪霊を追い払うのだとか。でも確かに、英語圏でも「Bless you」なんていう風に言って、くしゃみをした後で悪いものが入らないように『神のご加護』を願ってますよね。

 さあ、今日からあなたも、驚いた場合は「まぶやぁくしゃみをしたら「くすけぇ、どうぞ(別にあまり沖縄の人もやっていないですけど)。


26.中学校の卒業式にて…
 しつこいようですが、沖縄には独自の文化風習があります。だからこそ、私もこのようなサイトを立ち上げて、ほぼ毎日記事をかけるわけです。

 多くの風習は微笑ましかったり感動させられたり、そして感心させられたりするものですが、中には、目が点になって「…え?」というものもあります。
 今日ここでご紹介する「目が点」ネタは、沖縄の中学校卒業式の話です。

 沖縄の卒業式では、何と、在校生に見守られて花道を越えた後、小麦粉の掛け合いをするそうです。沖縄の方、これは申し訳ない、私、意味が全く分かりません。
  場合によってはその撒き散らされる小麦粉の量が常軌を逸している為、道路を洗い流すために消防まで出動することがあるとか。

 ご存知の通り、小麦粉って、その粒子の細かさゆえに、服につくと落ちにくいんですよね。それに水がつくとさらに落ちにくくなる、なんて話も聞いたことがあります。要するに、中学生の終焉と共に、制服もダメにしてしまおうということなのかもしれません。…なんで?

 さらに!ひどいケースになると、小麦粉だけでなく、なんと卵をも投げつけるとか!もういっそのこと、牛乳もかけてパンケーキ製作を目指せば。ムカつく先輩には腐った卵を準備した人もいるそうです。恐るべし復讐劇…。

 容易に察することができますが、この風習は大変親御さんから悪評だそうです。
 その理由として、そのかけあう小麦粉の代金、一年生や二年生から集めるらしく、そうするとあのジンカメにつながりかねないわけです。よくないですね。

 このような話から、当然卒業式前は取締りが行われるそうです。夜間にPTAが見回って怪しい会合が行われていないか、どこかに小麦粉が隠されていないかを見るのだとか。麻薬が見つかって「違う!これは小麦粉だ!」というなら分かりますが、その本物の小麦粉を見つからないようにする子供たちの無駄なワクワク感…

 最後に。
 この風習があるため、卒業式が近くなると、このような地域の情報誌が、新聞に折り込まれて届くそうです。(一部抜粋)。

さて、○○中学校では、3月12日に第43回卒業式を行います。最近では、式典そのものは厳粛な中で行われており、保護者の皆様方からも、『涙と感動のよい卒業式だった』という言葉をいただいております。

しかしながら、式終了後は一部の生徒達による特攻服や刺繍入りの服を着ての小麦粉かけや、改造自転車による暴走行為、または卒業祝いと称した飲酒等で、地域の皆様にご迷惑をおかけするのではないかという懸念があります。(中略)地域店舗の皆様や、校区内市民の皆様には、下記のことについてご協力いただきますよう、お願い申し上げます。

1. 小麦粉・メリケン粉・卵・ケチャップ等を持たさないように、または販売しないようにお願いします。

2. 爆竹やクラッカーは持たさない、または販売しないようにお願いします。

3. 空き家や物置、または保護者が留守がちな家に預けることもあります。お子さんが友達から何か預かった場合は確認してください。

4. 郵便受け・ごみ箱・垣根・アパートの階段下等にビニール袋に入れられて無造作に放置されていたりします。不審な物があれば中を調べてください。

恐るべし沖縄…。ほぼテロ対策ですね(転載を許可してくれた友人に感謝)。


27.シャワー・ビフォア・飲み会
 以前、沖縄の人はウチナータイムで、時間にルーズな傾向がある話をさせていただきました。飲み会などが予定されていても、本当に時間どおりに来ないんです。
 私はその原因(飲み会に時間通り来ない原因)が、電車生活でない等、時間に支配されない風土にあるのではないかと勝手な分析をしておりましたが、今回何人かの話を聞いて、もう一つの要因があることを突き止めました。

 その理由とは…、

 沖縄の方、なんで飲み会の前に一度家に帰ってシャワーを浴びるのですか?

 そうなんです。沖縄の多くの人(あくまでも全員ではありません)は、飲み会があると、その前に一度家に帰ってシャワーを浴びてから来るのです。もちろんこの飲み会が週末の休みの日で、ダラダラと家で過ごした後の集合だったらそれも分かります。夕方ごろにシャワーを浴びて出てくるのも。

 しかし、これが仕事の後でも、「一度家に帰ってシャワーを浴びてから行くね♪」とか言われると、むしろ「そんなに落ちついちゃった後で飲み会に来る気力は残っているのか」が不安になるものです。

 最初はわざわざシャワーを浴びてから出席する女の子に対して、「え!?そんなに気合入れてくるの!?…この子もしかして僕に…?…今夜が勝負…?」なんていう偉大なる勘違いをしていたものですが(でた!『ああ、男って馬鹿…』シリーズ!!)、余りにもみんなが体を清めてから来るもので、もう慣れてしまいました。

 やはり電車で出勤しているのではないので、車でヒョイッと帰って、サーッとシャワーを浴びて、それからビュンッってまた集合できるのが、車社会の魅力ですよね。

 でも飲み会、もうとっくに始まっているのですが…。

28.伝言は横断幕でね♪
大きい交差点で良く見る、横断幕のオンパレード。 これも本当に面白いなぁ、と思っていつも感心しているのですが、沖縄では大きい交差点に、よく横断幕がかけられ、なにやらメッセージを投げかけているのを良く見ます。
 交差点によっては、ビッシリと横断幕があり、次から次へと繰り出されるメッセージの数々。

 何が面白いって、よく目にするメッセージの一つとして、同窓会のお知らせがあるのです。「〇〇高校第〇期生同窓会」のようなものです。
しばしば見かける同窓会のお知らせ。  …私からすると不思議です。何故直接連絡を取り合わないのか。「あ、もしもし?俺だよ俺。久しぶりー!元気?いや、久しぶりに同窓会でもやらないかと思ってさ。この会話で開催が決定しそうなものですが。シャイだから?

 と思っていたのですが、よく考えると、完全に個人的な通信機器(要するに携帯電話)が普及したのは最近ですから、昔の人たちは、古き友人たちの今現在の連絡先などわからないケースが多いですよね。そうなると、一番手っ取り早いのは地元で目に付きそうなところに、横断幕で告知作戦なのかもしれません。

 本土のおじさん、おばさんたちは、何せ日本全国中に友達が散らばっているでしょうから、連絡先が分からなければもうアウト。どこに横断幕を貼ったって無駄ですよね。本当は同窓会を開催したくともできない方たちもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そうなると、横断幕を張ったくらいでも十分な告知力がでる沖縄の地理的な狭さも、大変都合がいいことになります。

 しかし、この横断幕、見ると個人情報の宝庫だったりします。主催者の携帯電話番号が、大きい交差点に露出されているのはさすがだと思います。

 そういえば、沖縄では横断幕販売の会社もいろいろなところで見受けられるなぁと、妙なところで納得してしまったものです。


29.ドライブスルー天国
 何度か書かせていただきましたが、電車がないことも手伝って、沖縄は徹底した車社会です。18歳になるとほとんどの若者が免許を取り、それこそ家によっては1人1台が車を持っている、なんていう話も聞いたことがあります。

 以前、家から約20分の距離を、歩いて友人との待ち合わせ場所に向かったのですが、着くなり歩いてきたことに驚かれて「沖縄の人にとっては、20分は歩く距離ではない」と言われてしまいました。

 街を見回しましても、いたるところに大きい駐車場が完備されており、本当に映画で見たアメリカみたいだな、と思ったこともあります。

 さて、車が普及してくるに伴って、車に乗った人を対象としたサービスが発展するのは必然と言えます。その一つの例がドライブスルー

 便利ですよね、ドライブスルー。車に乗ったままサービスが受けられ、一歩も外に出る必要がないのですから。暑かったり、または寒かったり、さらには何らかの事情で外に出ることが困難な人も、これなら遠慮なくサービスを受けることが出来ます。


ドライブスルーの沖縄そば屋。 そしてこのドライブスルーのサービスが、ここ沖縄では異様に発達しております。ご覧下さい、この写真を。
 ドライブスルーの沖縄そばってどんな感じなんでしょうか。私はあいにくと利用したことはないので分かりませんが。
ドライブスルーの銀行ATM。 そしてもう一つ。ドライブスルーのATM。車の中で座ったまま、暗証番号を入力したり振込ができるのでしょうか。これも、私は試したことがありません(全国的にあるのでしょうか。私が知らないだけ…?)。
 
 …でも、正直言いまして、ここまで来ると「次世代を先取りしたサービス」というよりもむしろ、どちらかと言うと「不精」なだけでは…、と思ってしまったりもするものです。
 
 そして何より、沖縄そばをドライブスルーって、そばを食べながら運転できるのでしょうか。「熱っ!!」とか「汁がこぼれたっ…!」何ていう悲鳴が聞こえてきそうですが。一度試してレポートします。何か上手い方法が取られているのかも。


30.いついつまでも「スペア」でいてね♪
 多分気のせいじゃないと思うのですが、沖縄の方、車のタイヤがパンクしてスペアタイヤに変えた後、そのまま本タイヤのパンク修理をせずスペアタイヤで頑張り続けている人が多い気がするのですが。

スペアタイヤのまま走り続ける車を良く見かける気がする。 どうも、走行台数に対する「スペアタイヤのままの車」を見かける率が高い気がしています。

 そのスペアがパンクしたらどうするのでしょうか。スペアスペアタイヤなんていう二次的なスペアが準備されているわけもないですし。…二次的なスペア??なんだか意味も分からなくなってきてしまいました。

 でも、私個人としては、スペアタイヤのまま走り続けるということは、車の保守管理の立場から見るともちろん良くないことですが、県民性としては好きです。東京など、ピカピカに整備された高級車がたくさん走っている中で、スペアタイヤなど恥ずかしい!というような幾分体裁を気にした理由で、急いでタイヤを修理・交換するものですが、この、沖縄の「周りの目なんか気にしない。だってみんなそこら辺てーげー(適当)だから」という気質はおおらかな感じでいいですよね。


 さて、話は戻りますが、もちろん統計を取ったことなどありませんので、あくまでも印象としての話ですが、沖縄の人、スペアタイヤで走り続けている人が多い気がしております。

 …もしかすると、沖縄の方、スペアの意味を履き違えていないでしょうか…?『スペア=予備』ですよ?ややもすると「スペア=本物」だと思っていらっしゃるのでは。

 …あれ?そうするとあの夜、あの女の子に言われた「…あなたってスペアだから…」という言葉も、大いに脈ありということ!?スペア万歳!!


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