沖縄データ 〜数字や順位で知る沖縄の情報〜
ここでは、沖縄県を、本土の他の都道府県と比較した、興味深いデータを掲載いたします。当たり障りのない内容もあれば、いい意味でも悪い意味でも県民性がでているデータもありますので、移住を考えている方は参考にされてください。
41.日本中に見た沖縄の名字
別の記事で、
沖縄の名字について少し触れさせていただきました。
沖縄に住んでおりますと、本土では本当に聞きなれない名字が多いのですが、それでも生活していると、やはり少しずつは聞きなれてなじんでくるものです。
先日、とあるサイトにて、日本での人数の多い名字のランキングサイトを見ることができました。
1位は佐藤さん
2位は鈴木さん
3位は高橋さん
4位は田中さん
…などなど延々とランキングされていました。
※ちなみに私の名字は50位台でした!
ではでは、沖縄の方の名字って、日本中で見るとどのくらいの順位になるのでしょう。
別のところで触れたように、沖縄の人口は約130万人。決して少ない数ではありませんが、沖縄の名字は基本的に沖縄でしか見受けられないというハンデがありそうです。
沖縄の多い名字ベスト5に、沖縄代表として戦ってもらいましょう(?)!
エントリーNO.1
比嘉(ひが) 449位
エントリーNO.2
大城(おおしろ) 407位
エントリーNO.3
宮城(みやぎ) 412位
エントリーNO.4
新垣(あらかき) 731位
エントリーNO.5
玉城(たまき・たましろ) 738位
エントリーNO.6
金城(きんじょう) 421位
「…それで?」という声が聞こえてきそうな、なんとも言い難い結果となってしまいましたが…。
まず結論としては、どの名字も、日本中と言う舞台で見ても、「決して珍しい名字ではない」と言えそうです。
何せこのサイトでは10000位なんていうランクもありますし、別のところで触れたとおり、日本の名字は数十万種といわれ、ダントツで世界一位。
ところで大城さん、宮城さんなんて、きっと沖縄出身の方じゃなくてもいますよね。
ちなみに私が出会った沖縄の方の名字で、個人的に衝撃的だった名字の方の順位は以下のとおりです。
手登根(てどこん) 12770位
東風平(こちんだ) 14807位
喜屋武(きゃん) 2975位 ←意外と多い!!
仲村渠(なかんだかり)4559位
いやぁ…名字って楽しいですね!
42.沖縄県民の平均所得
「もうこの話題いいよ」と言われてもおかしくないくらい、いたるところで書いている話ですが、沖縄県は所得が低いです。実際、移住をするにしてもこの「所得」という問題は切っても切れないわけでして、やはり移住を考える人、特に永住して家族を養おうとしている方にとっては、ぜひとも深く考えなければならない問題だと思います。
私は所得の多い東京から移住し(私自身が特別多いわけでは決してありません!)、そして戻ってきましたので、やはり「東京と比べて沖縄は低い」というのは実感しましたが、では他の県と比べるとどうなのでしょうか?
中には、県民所得が一般に低い県もたくさんあります。そこの方たちからすると、「そんなに変わらないじゃん」とか思われるかもしれませんね。
内閣府が発表した平成17年度の一人当たり県民所得を見て、高い順に並べ替えをしてみましたので、ご紹介いたします。
県 所得(単位:千円)
1 東京都 4,778
2 愛知県 3,524
3 静岡県 3,344
4 滋賀県 3,275
5 神奈川県 3,204
6 栃木県 3,101
7 富山県 3,097
8 三重県 3,068
9 大阪府 3,048
10 広島県 3,038
11 山口県 3,001
12 千葉県 3,000
13 埼玉県 2,955
14 京都府 2,895
15 福井県 2,869
16 群馬県 2,859
17 石川県 2,852
18 長野県 2,838
19 茨城県 2,838
20 岐阜県 2,794
21 新潟県 2,772
22 徳島県 2,757
23 兵庫県 2,731
24 山梨県 2,729
25 福島県 2,728
26 和歌山県 2,708
27 福岡県 2,661
28 奈良県 2,654
29 岡山県 2,653
30 宮城県 2,620
31 香川県 2,616
32 大分県 2,608
33 北海道 2,577
34 佐賀県 2,507
35 島根県 2,453
36 山形県 2,427
37 熊本県 2,384
38 岩手県 2,363
39 愛媛県 2,357
40 鳥取県 2,308
41 秋田県 2,295
42 鹿児島県 2,272
43 長崎県 2,222
44 宮崎県 2,212
45 青森県 2,184
46 高知県 2,146
47 沖縄県 2,021
全国平均 2,758
うーむ、沖縄、本当に一番低いですね。202万円です。ボーナス無しで月給17万円弱です。
1位の東京と比べ、実に半分以下です。
ではありますが、順位をよく見てみますと、東京があまりにもズバ抜けており(2位に100万以上の差)、むしろ300万円を超えている県は12しかありません。
逆に言うと、その他の県は、沖縄と比べ、100万以内の差なのです(大きいですが)。全国平均が270万円ですので、これだけを見ると、「なんかうまく節約すれば大丈夫かも?」とも思えますね。
…といっても、これは職に就けたときの話ですので、まずは失業率7%のところで、頑張って職を見つけなくてはいけないのですが。
43.沖縄県民の学力
先日のニュースに、全国学力テストの結果が出ておりました。
その結果、地域間の学力差が固定化している実態が明らかになったそうです。
つまり、成績の良い県と、悪い県が、固定化しているというわけです。
成績の良い県は、秋田が5分野で1位。福井も3分野で1位。富山も8分野全てが5位以内だったそうです。
うーむ、北陸〜東北の日本海側、強いですね。
では北国が強いのか、というと、必ずしもそうではないらしく、北海道はわりと低迷しているとか。
さて、沖縄はどうかといいますと…。
すべての分野で全国平均を5ポイント以上下回り、すべてで最下位だったそうです。
「すべてで最下位」…。うーん、なんとも大変な話ですね。。
※ちなみに、その他順位の低い県は、北海道、高知、大阪などが並ぶそうですが、重複するようですが、全ての分野で沖縄は最下位です。
さて、前回の記事で、沖縄の所得について触れました。やはり最下位の現状をです。
所得と学力の間につながりはあるのでしょうか。
ない、とは言えないでしょう。
※ちなみに、所得ダントツ1番の東京は学力は1番ではありません。分野によりけりですが、真ん中より少しいい程度かもしれません。
ではありますが、東京は、「各地から頭の良い人が集まる」場所であることは、間違いないと思います。
もちろん「東京」という場所がお金を産むのですが、いずれにせよ、勉強をすることで、お金を作り出す技術・ノウハウ・スキームを考えだすきっかけができることに疑問の余地はないと思います。
もちろん、お金のためだけに勉強するわけではないでしょう。もう一つ、勉強をすることの価値としてとても大事なのが、「勉強をすることでさまざまなことへの知識を深めることができる」と思っております。
ある観光地に行ったとき、そこにまつわる歴史的背景を詳しく知っていれば、同じ観光でも深みは全然違ってくるでしょう。
感動的な自然現象を見たとき、その現象の原因やエネルギーを知ると、また感動も違うかもしれません。
その他経済の仕組み・数字の魅力・文学の遊びなど、知識は、人を見下す道具にしない限り、本当に人生に深みを与えるものとなるのではないでしょうか。
もちろん、ほとんどの人間は「好きなことには夢中になれる」能力を持っています。
その能力に、勉強を付け加えたなら、本当に幸せに寄与する気がいたします。
多くの課題を持った沖縄ですが、この学力、という問題も、また一つの大きな課題かもしれませんね。
なお、私も別に勉強は得意ではありません。
44.アカマタ・クロマタ
沖縄に住んでいるころに聞いた話で、とてもびっくりした話があったことを、先日ふと思い出したので書いてみます。
日本全国、さまざまなお祭りがあります。
ねぶた祭り、三社祭、祇園祭など、とても大きいものがあれば、どこかの県でやっている泥んこになる祭りとか、真冬に裸で行水する祭りなど、ハードコアなものまでありますが、
なんと石垣島で「とっても秘められた」祭りがあるというのです。
その名もアカマタ・クロマタ。
※琉球新報によると、
「豊年をもたらす神。アカウムティ(赤面)クルウムティ(黒面)からきた呼称といわれている。文献や伝承では世持神、ニロー、ニィルピトゥであり、西表島古見、小浜島、新城島上地、石垣島宮良で、収穫祭に出現する。」
だそうです。
アカウムティ、クルウムティ…神々しいお名前ですね。
どう秘められているのかと言うと、何でも聞いた話ですが、
・観光客に開放されていない
・写真撮影禁止
・録音禁止
・携帯電話禁止
だそうです。毎年、こっそり撮影しているのを見つかった人が、カメラや携帯電話を壊される事件が後を絶たないとか。
メチャクチャ興味あります。どんなお祭りなのでしょう。なんかとっても秘密めいた怪しいお祭りを想像してしまうのですが…。
金田一の世界も連想してしまいます。秘められた祭りの間に起こる連続殺人…。
と同時に、別の人からは「うわさが一人歩きしているだけで実際は大したことないよ」と言う話も。
見てみたいですね。
「アカマタ・クロマタ」で検索されてみてください。レポート的なサイトもありました。
45.沖縄と美肌
久しぶりの記事更新です。もう1年ぶりですね。
ブログをやっていらっしゃったりする方はよくお分かりだと思うのですが、記事なり日記を更新するのって、かなりの労力を使うんですね。
でも、その一方で、何事も「勢い」が大事なのはこの点に関しても言えていて、不思議なものできちんと更新しているときは、淡々と行えるものです。が、一度ブランクを空けると、なんだかとてつもない壁に思えるものです。
さて、久しぶりに更新してこのネタというのも、なんとも沖縄の方には申し訳ないのですが、まぁ私の出身も、同じ内容で同じ評価を受けていますので、ご勘弁をいただければ。
インターネット・ニュースのTOPICSでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、ユニリーバ・ジャパンが調査した「肌美人が多そうな県はどこだと思いますか?」という調査の結果が出ておりました。
ここでポイントなのは「どこだと思いますか?」という、「イメージを問うている」部分であり、決して、なんらかの根拠がある話ではありません。そういった意味では、以前のこの記事に通じているかもしれません。
さて、当サイトに載せるからには、当然沖縄はどうか、という点が気になるところですが、なんと沖縄、ワースト1位、つまり「肌が汚そうな人が多そうな県」の1位だったんです。
(前述のとおり、私の出身、東京も同様のワースト評価で2位でした(笑)。あらら。)
ワーストに上がった県は他に、
・大阪
・鹿児島
・愛知
そう、つまり、「紫外線が強そうな場所や空気が汚いと思われがちな都会という環境が、肌に良くないという印象をもたらすようだ」とのことです。(ユニリーバ・ジャパンのコメント)
逆に、肌がきれいな県は?といいますと、
・秋田(ダントツ1位)
・北海道
・青森
・新潟
・京都
そう、やはり北国、雪国が中心ですね。
何度も言いますが、あくまでもイメージです。
といいますのも、沖縄(そして東京も)、「肌がきれいな県」の6位(東京は7位)にもランクインしているからです。
芸能人でも、今が旬で人気絶頂の俳優さんは、必ずといっていいほど、「嫌いな芸能人」にもランクインしたりするものです。
つまり、沖縄って、ひとつのブランドを持っているだけに、よくも悪くも目立つ、ということなのですね。
46.「沖縄」県名の由来
「沖縄」っていう県名、不思議に思いませんか?
「沖の縄ってなんだろう」という感じですよね。なんとなく海のイメージが強いので「沖」は分かるとしても、「縄」ってなんでしょうか。
沖縄が当時「琉球王国」だったことは有名なところです。
その後、琉球処分により日本に併合され、ついた県名が「沖縄」…。
なぜ?
調べてみました。
すると面白いことが分かりました。
まず、琉球処分が決定して、ではどういう名前にしようか、という議論になったとき、そこで「オキナハ」という名称が採用され、それに漢字が充てられて「沖縄」になったとのことです。
すると疑問は2つ出てきます。
1)「オキナハ」とはどういう意味か。
2)どこからこの「オキナハ」が出てきたか。
まず(1)についてですが、これは、「海の良き漁場」というような意味だといわれています。
オキ ⇒ 海
ナハ ⇒ 魚の場所
くっつけて「海の良き漁場」。
そういった意味では、「沖」はイメージのとおりだったことになりますね。
次に(2)です。
これは、1700年ごろ、つまり江戸時代ですが、新井白石さんという学者さん(?)が、「南島誌」という本の中で沖縄(当時は琉球)のことを紹介したときにその「オキナハ」という言葉を使ったといわれています。
県名も、調べてみると面白いですね。
和歌山とか愛媛とか、字面もステキでいいですよね。
47.沖縄の少年少女の体力
先日、文科省が実施した、全国の小学5年と中学2年の全児童生徒を対象に実施した第2回全国体力テストの結果が発表されました。
沖縄の小学生と中学生、基礎体力は全国と比べてどうなのでしょうか?
▼小学生
男子 31位
女子 34位
▼中学生
男子 22位 ←昨年が33位だったので躍進!
女子 37位
だったそうです。
うーむ…総評としては「平均よりやや下」という感じでしょうか。
しかし!部門によっては琉球魂を存分に見せ付けてくれます。
▼小学生のソフトボール投げ
男子 1位
女子 5位
▼中学生のハンドボール投げ
男子 1位
女子 4位
あと、握力も、男子は3位だったそうです。
どうやら腕力は全国上位レベルのようです。沖縄の少年少女。
それに対して、50m走や持久走は全国平均を下回っているとか。
腕力が強く、脚力がやや弱い。
見事な逆三角形です。沖縄の少年少女。
最近の調べでは、「学力のよさと体力のよさは、密接な関係がある」と言われてきております(案の定、秋田や福井は体力も好成績です!)。
そう考えますと、沖縄の少年少女、物を投げる情熱とパワーを、勉強にも発揮すれば、きっと学力向上も目指せるはずです、頑張れ!琉球魂!
48.沖縄の観光収入 〜その1〜
沖縄県は言うまでもなく人気の観光地です。
おそらく、沖縄への移住を考える人は、最初は観光で訪れて魅せられた方が多いと思います。
ではありますが、沖縄以外にも観光客がたくさん訪れる都道府県はたくさんあります。例えばみなさんであれば、どこが思いつくでしょうか。
京都などは、外国人観光客も多いですし、まずノミネートされると思います。そして
東京も、日本の文化・経済・政治の中心地ですので、たくさん観光客が来ます。
大阪や
北海道も多そうですよね。
さて、そういった都道府県と比べて、沖縄県の観光収入はどれくらいなのでしょうか?
まず、平成19年の沖縄の観光客数は約587万人。観光収入は約4,240億円だったそうです。
では他の県は?
実は、けっこう調べてみたのですが、なかなか一覧で見られる場所が少なく、参考になるページをつなぎあわせている段階なので、まだ未完成のデータなので恐縮なのですが、幾つか面白いデータがありました。
まず先ほどもノミネートされた京都府。
同じ2007年では、 約4,800万人(内外国人80万人)で、観光消費総額6,371億円だったそうです。「0」が一つ違いますね…。外国人を引いても、圧倒的に沖縄を上回っております。
そしてもう一つ。
東京の台東区。つまり浅草や上野などがある、東京でも人気の観光名所です。2008年では、3,402万人(内外国人観光客56万人)で、観光消費総額2,819億円だったそうです。
東京だと、一つの区だけで沖縄の6倍以上。そう考えると、沖縄も、観光地として群を抜いた順位というわけではなさそうです。
が、幾つか考慮すべき点はあります。
まず、観光客一人当たりの消費額。
上記の数字から算出すると、
・沖縄⇒約7万2千円/人
・京都⇒約1万3千円/人
・台東⇒約8千円/人
となり、沖縄は圧倒的な消費額になるのです。
確かに考えてみれば、沖縄に来たら、その中で当然、レンタカーもホテルも食事もすべて消費行動は行われますが、台東区に来た観光客がみな台東区で完結するかといえば決してそんなことはなく、浅草寺に訪れた人は、そのあとお台場に行って銀座に行って池袋で宿泊、なんてこともあるかもしれません。
そういった意味では、沖縄は、島という条件もあり、やはり観光地としては他の都道府県とは違った意味があるのかもしれません。
沖縄は近く、観光客1000万人を目標にしているようです。沖縄の自然を守りつつ、その自然と文化を楽しむ観光客が増えるといいですね。
なかなか考察の難しいテーマでした。私が間違っている部分もあると思いますので、引き続き調べていきたいと思います。
49.沖縄の物価
以前、
沖縄の物価はそんなに安くない、ということを書いたことがあります。
確かに、住んでいるときもあるものは「東京都比べても安くない」と思いました。ですがものによっては「安いなぁ」と思ったこともありました。
そういった意味では、前述の「沖縄の物価は安くない」という意見も、非常に感覚的なもので、根拠がなかったともいえます(無責任ですね)。
最近、客観的な指標を見る機会がありました。総務省の発表した2009年の消費者物価地域差指数(全国平均=100、持ち家の家賃帰属を除く総合)です。要するに、100を平均としたとき、各地域の物価は相対的にどうなのか、という指数です。
なんと1963年の調査開始以来、46年間トップだった東京が、ついにその座を明け渡し、横浜が1位になったそうです。(東京:110.0 横浜110.2)
原因は、食料品の値下がり。都市部ほど競争の激化でデフレが激しくなったようです。
さて、沖縄はどうなのでしょうか。
沖縄、地方別では96.0で最も低かったそうです。
つまり、私の前述の「沖縄の物価はそんなに安くない」というのは、この指標に照らし当てればまったくの間違いでした。大変失礼しました。
ただ、都市別になると少し替わります。もっとも安かったのは宮崎の96.6。次に秋田で、3番目に低いのが那覇の97.8だそうです。
うーむ。やはり沖縄、トータル的には物価、安いのですね。
50.沖縄に人気のある政党
2010年7月11日の参院選のデータをもう一つ。
「各党の比例得票率 都道府県順位」が大変興味深かったです。つまり、「○○党は東京での得票率が○位だった」というデータです。
沖縄、ほかのどの都道府県にもまして、この結果がきわめて顕著なんです。
つまり、人気のある党と、不人気の党が、はっきりとしております。
そして、それはやはり沖縄がからんだマニフェストを受けた結果なのが如実にわかるのです。
これを見ますと、先日の記事では「沖縄の人はもっと政治に関心を持ったほうがよいのではないか」と言いましたが、関心を持っている方はしっかりと意志表示をされていることがわかるのです。
さて、もったいぶりましたが、結果は以下の通りです。
まず民主党。ビリ。
つまり、全都道府県の中で、民主党が一番不人気だったのが沖縄、という意味です。
そして自民党。これもビリ。
みんなの党。これもビリ。
立ち上がれニッポン。ビリから2番目。
新党改革、ビリから3番目。
すごくないですか。かなりはっきりとした結果です。
逆に1位の得票率(つまり、言い換えれば沖縄の方が好きな党)は、社民党。「なるほど」と思われるのではないでしょうか。
あと公明党も3位でした。国民新党は7位。共産党は10位。
選挙とは「政治に関して民意を問う」制度のことですが、このような結果をみると、「なるほど確かに」と思うのと同時に「多数決」を本質とする民主主義のもろさも感じてしまうものです。
※余談ですが、もう一県、沖縄と同じくらいはっきりとした結果が出ている県を発見しました。
その県は
民主 ビリから3番目(45位)。
共産 ビリ。
社民 ビリ。
国民 ビリから3番目(45位)。
たちあがれ ビリ。
改革 ビリ。
逆にみんなの党が1位でした。
沖縄よりはっきりしているのではないでしょうか。
その県とは、栃木でした。
…栃木って今回なんかありましたっけ??